愛知の辛口酒

限定生産&限定流通品

酒造好適米「若水」について

〜愛知県における酒造好適米の育種と利用〜 深谷伊和男
日本醸造協会誌(1993)第88巻第4号より

 級別制度廃止に伴って、清酒メーカーには、どのようなコンセプトにしたがって清酒を製造し、消費者の理解を得て行くかが深く問われている。斯くありたいという目標(夢)を掲げて積極的に行動し始めることが消費者の共感を呼ぶことと信じる。
 このような状況を踏まえて、愛知県においては「愛知のお米と、愛知の酵母で、愛知のお酒を造り、まずは地元の人々に愛飲していただこう」というコンセプトのもとに、愛知県産酒造好適米「若水」と愛知県食品工業技術センター開発の吟醸酵母を活用して、個性的で物語性のある良質酒を造り、大いに愛知県産酒をアピールして行こうという企画を進めている。
 若水は、愛知県農業総合試験所 作物研究所において「五百万石」と「あ系酒101」の交配により、昭和58年に愛知51号として育種された。その後昭和60年に酒造好適米として品種認定を受け「若水」と命名されている。若水の由来は、その年の初めの日の早朝に汲む神水の意味であり、大変縁起のよい、清酒に因んだ名前として、命名者である当時の作物研究所の所長 加藤虎治先生の「よい酒米であって欲しい」との思いが込められていると聞いている。

若水辛口原酒 焚火 若水辛口 焚火
純米吟醸酒 特別純米酒

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